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用語集
GIGAスクール構想やPCについての用語を簡単にまとめました
端末が正常に起動しない場合、再起動を行ってください。再起動とは、電源を切って、再度電源をいれることです。
再起動を選ぶことで、もう一度正規の起動の手順を行うため、読み込みエラーなどの場合は回復することがあります。
終了オプションの中の再起動を選ぶと、電源を切ったあと、自動で電源を入れてくれます。オプションを使わないで、電源を切って入れるだけでも十分です。
完全に固まってしまって操作を受け付けないなどのときに、強制的にタブレットを終了することです。その後、再度通常の手順を行って起動してください。強制終了を行うと、それまでの途中保存されていない作業は失われてしまいます。強制終了のやり方はOSによって異なります。
その他の機種は本サイトには掲載されていない可能性があります。詳しくは、端末のマニュアルやメーカーの公式サイトなどをご確認ください。
機種ごとに手順は違いますが、タブレットの内部のデータに影響を及ぼさないで、ハードウェアのみ初期状態へリセットを行うことができます。画面やキーボードなどのハード面のトラブルはハードリセットを行うと解決することがあります。ただし、機種によってはダウンロードフォルダのデータが消えることもあるため、必ずコンタクト窓口へ問い合わせたうえで、担当者と相談して行ってください。
タブレットを内部データも含め、PCメーカーからの初回出荷状態に復元することです。内部データに修正不可能なエラーが出た時には有効ですが、ネットワーク接続の設定やセキュリティポリシーなどすべて消えてしまうため、納入業者による初回設定を行う必要があります。すぐに同じように使うことはできません。パワーウォッシュを行うときは、必ずコンタクト窓口に連絡し、担当者と相談のうえ行ってください。
PCやタブレットの機器の部分をハードウエア、内部のプログラムなどをソフトウェアといいます。
ハードウェアは扱う情報の違いで、出力装置(プリンタ、ディスプレイなど)と入力装置(キーボード、マウスなど)に分かれます。
ソフトウェアはその役割で「OSあるいはシステムソフトウェア(ハードウェアとアプリケーションソフトウェアや人間の仲介をする)」と「アプリケーションソフトウェア(OSなどのシステムソフトウェアを土台として動く様々なソフト)」に分かれます。
クラウドとは、もとはクラウドコンピューティングといい、インターネットを通じて、必要最低限の機器構成でサービスを運用する形態をいいます。たとえばクラウドサーバでは、ネットワーク上に仮想のサーバを構築することで、自分でサーバー用PCなどの機器を用意して構築する必要がなくなる、というものです。
クラウド上にデータを保管することで、ネットワーク環境下の同一アカウントであれば、端末を選ぶことなくクラウド上のデータにアクセスすることができます。また、クラウドサーバは自動でバックアップもしているため、一つのサーバがダメになったからデータが消失するということはありえません。
GIGAスクール構想では、このクラウドサーバを利用してデータを保存することで、データの共有などを行えるようにし、協働学習へとつながりやすくしています。
ネットワークに接続しないでも利用できるPCをローカルコンピューターといいます。ローカル上に保存する、というのはこのローカルコンピューター内部の保存領域に保存を行うということです。ローカルという言葉はほかにも使われており、LANケーブルのLANとはローカル・エリア・ネットワークという社内・家庭内のネットワークのことを言います。
ローカル上にデータを保管することで、ネットワークに接続していなくてもデータの利用ができます。ただし、他の機器にバックアップをしない場合、ローカルコンピューターが故障した場合データの読み込みができなくなります。
GIGAスクール構想ではWindows端末が64GB以上、Chromebook、iPadが32GB以上とローカルディスクはあまり容量を設定していないため、クラウド上にデータを保存することが基本となります。(上記64GB、32GBもOSなどのシステムソフトウェアをインストールする前の数字のため、さらに容量は減となります)
無線APともいいます。学習者ネットワークと、端末とをつなぐ役割を果たします。この機器からWi-Fiの電波が出ているので、機器より遠いところでは接続ができません。自治体によって1教室に一つ教室内に設置してある場合と、2教室に一つ廊下に設置してある場合があります。
GIGAスクール構想だけでなく、インターネットの接続ではbpsという単位が利用されています。こちらは、bit per second(ビットパーセコンド)の略で、毎秒何ビットの速度が出ているか、ということになります。8ビットで1バイトとなるので、例えば、64Mbpsで、毎秒8メガバイトのデータをやり取りできるということになります。
また、この速度はアップロード・ダウンロードで速度が異なります。
GIGAスクール構想では、自治体によってLTE(4G)回線によるネットワークへの接続を選んだものもあります。
LTEとはLongTermEvolutonの略で携帯電話の通信規格です。3.9G回線と呼ぶことや、携帯電話の4G回線と同一扱いすることもあります。携帯電話同様、携帯電話の基地局と接続することでネットワークに接続します。端末一台一台に設定を施す必要がありますが、携帯電話の回線を利用するため、改めて校内のネットワーク環境を整備する必要はありません。
Wi-Fiは無線LANに関する通信規格で、無線アクセスポイントからの電波を受け取ることでネットワークに接続して利用することができます。有線のネットワークから、校内で無線アクセスポイントを設定することで運用できます。